英語できます雰囲気を醸していたハタクシは、、、
英語対応が必要なコールセンターで働いていたワ~
「英語対応ではないスタッフ」として…
ハァ~ン~英語できます雰囲気を醸し出しているのに~
雰囲気だけだから~
人手が足りなかったノネ…
英語対応ではないスタッフなので、当然英語の電話が掛かってきても対応してはいけないワ~
だけど、英語スタッフが席を外している間は対応させてもらえたノ~
なのでハタクシはますます図に乗ったワ~
ある程度決まったやりとりとはいえ、英語で問い合わせに答えて電話を終わらせることができるのだから~~ウフフ~英語できちゃってるワ~浮かれたワ~~~
だけどある時のこと…
旅で出会ったカナダ人母娘と会話を楽しんでいたら、ある単語がまったく通じなかったノ~
それは…「far」。
会話の中でハタクシは「It’s so far」と言ったワ~
だけど何度も聞き返され、理解してもらえなかったノ~
結局「long distance」的な解説で逃れたワケだけど…何故あの時、ハタクシの「far」は通用しなかったの…?
こんな短い単語が伝わらないなんて…と思った経験が、ハタクシをこの場所に連れてきてくれたのヨネ…
神楽坂ヒアリングルームに通い始めてわかったワ~
それは…二重母音…だけじゃなくてそもそもの発音…!
発音記号を使わないようにカンタンに書くと、
「fr」じゃなくて「fあr」なんだケド、「r」も出せてなければ、「あ」も日本語のものとは違ってたというコトナノ~
発音記号も使って詳しく書くならこうカシラ~
まず二重母音…
farは発音記号では[fɑ́ɚ]
fの子音のあとにɑを言ってからɚしなきゃいけないノヨ~!
(ɚってrの発音ネ)
ちなみに
ɑを入れずにfのあとɚしちゃうとfur[fɚ́](毛皮)になっちゃうのだけど、
そもそもɚの音が出せてない上に、
farに必要なɑの音も出せてなかったというワケヨ~~~
今はそれを理屈で理解した上で、体でも理解できるようになってきたワ~
体で理解と言えば、まず最初の変化は耳…だったワ~
次回は耳の変化のお話を聞いて頂戴〜
このコーナーは連載企画になったワ~
第三話をお楽しみにネ~~ウフフ~
またお会いしましょうネ〜ごきげんよう〜