私が初めて神楽坂米会話ヒアリングルームに出会ったのは今から4、5年程前です。
当時より仕事上英語で話したり聞いたりする機会が多く、さまざまな国の方と円滑なコミュニケーションを取る為にも、正確なヒアリングカときれいな発音で、言いたい事をきちんと伝えられるようになる事は、私にとって必要不可欠なスキルでした。そこで迷わず体験レッスンの申し込みをしたのが“神楽坂米会話ヒアリングルーム”です。
ペンライトと鏡と割り箸で徹底的に英語を話す為の筋肉を鍛え上げるという点が、他の学校と比べて本格的だなぁと感じ、迷わずここを選びました。また体験レッスンから自分の弱点を細かく指摘され矯正すべき所を的確に教えて頂き、レッスンを根気良く続ければ必ず一生ものの正確な発音を手に入れられると言う心強い先生の言葉がとても心に響きました。当時はまだ時間的にも経済的にも余裕がなく直ぐには入会はせず、まずは文法などの基礎英語力を身に付けてから入会しても遅くはないのかな?と自分なりに学習してきましたが、やはり最終的に辿り着くのは発音の問題でもあり、少し回り道をしてしまいましたが入会することとなりました。今思うときっと私にとってここで学習するのに一番いい時期が訪れたのだと思います。
そもそも1日の大半を日本語で生活している私には英語をしゃべる為の土台(舌の筋肉)が出来ていませんでした。だからいくら自分で発音矯正用のテープやビデオに添って練習を重ねても同じ発音が出来るはずがなく、文章を同じ速さでスムーズにしゃべれるはずがありません。後にレッスンが始まって教えてもらったのですが・・根本的に日本人は英語をしゃべる時にも日本語をしゃべる時のクセが出てしまい余計な顎の動きをしてしまう為に、ネイティヴと同じスピードでしゃべる事が難しくなってしまうそうです。それを指摘されるとまさか私もそうだったなんて、ちょっと恥ずかしいような目から鱗が落ちた気分でした。
そこでStep1では始めに英語をしゃべる為の筋肉のトレーニングと英文を一つのかたまりとしてしゃべる為の訓練から始まりました。正直通い始めの頃はいくらやっても成果が見えない焦りから、こんな練習で発音が良くなるのかな? 英語をしゃべる為の筋肉なんて本当に出来るの? 先生は英語の筋肉を使って「R」の発音してみて、なんて言うけどいくらやっても全然上手く出来ないし~。なんて少しめげていた時期がありましたが、根気良く何度も何度もチェックし分かりやすく説明してくれて、またある時はどうすれば出来るようになるか一緒に考えてくれたり、たまには息抜きで楽しい話で盛り上げてリラックスさせてくれたり。こんな私の出来ない気持ちを一番にわかってくれる先生のお陰で、今は悩むより先生の熱意に身を任せて根気良く続ければきっと出来るようになるはず!と、地道にトレーニングを続ける事にしました。
そして2,3ヶ月経ったある日、突然その日はやってきました。自分の発音が響くようになってきたのです。“響くようになったじゃない!”とホント嬉しそうに先生に言われ私も大変感動したのを今でも覚えています。まだまだ完壁ではありませんが、目標に一歩近づいたという手ごたえを感じた最初の日でした。
現在はStep2に進み、応用編としてStep1でトレーニングを重ねて、出来るようになった発音をより強化し、実践的に使えるようにする為の練習に励んでいます。今まではヒアリングをする時にどうしても聞こえづらい細かい部分は、自分の文法知識を頼りに予想し理解する事しか出来ませんでしたが、この練習のお陰で不思議とはっきり聞こえる(頭の中でイメージが出来る)ようになってきました。また、同じ表現でも自分の感情によって音の崩し方や発音が変るなど、レッスンしていく中で初めて知ったことも山ほどあります。
レッスンの度に新たな発見が大変多く、発音矯正は奥が深いなぁとつくづく感じる今日この頃です。まだまだトレーニングの欠かせない毎日ですが、より発音に磨きを掛け、1日も早く完璧な発音で英会話が出来るようになりたいです。そしてビジネスの面でも私生活の面でもヒアリングルームで得たスキルを武器に、より幅広く活躍が出来るようになりたいです。
また近い将来ヒアリングルームの紹介ビデオで、私の上達した発音をお披露目出来たらいいなぁなんて思っています。
2006/08/28
R.J.